主催:株式会社文藝春秋
料金:無料
講師:-
概要:
〇スペシャルゲスト
船橋 洋一氏(一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ 理事長)
松本 正義氏(住友電気工業株式会社 代表取締役会長)
萱野 稔人氏(津田塾大学 教授)
小池 利和氏(ブラザー工業株式会社 代表取締役会長)
〇企画趣旨
2022年はコロナ禍という未曽有の危機からの脱出、ウクライナ危機に端を発した世界秩序の破壊による地政学、地形学リスクへの対応、気候変動、サイバーセキュリティ、デジタル格差など様々なリスクを克服しながら、再成長に向けたチャレンジを模索していく年になるでしょう。新型コロナウイルスの流行やウクライナ危機は、世界規模でのヒト・モノ・カネの流れを停止させ、先進国だけではなく新興国経済にも大きな打撃を与えました。休業要請やロックダウン、事業撤退により多くの企業では、生産ラインの縮小、物流機能の低下、在庫量の調整、調達先の変更などサプライチェーンの寸断による混乱が発生し、改めて突発事象への柔軟な対応が必要であることを浮き彫りにしました。
健康と経済の混乱は、社会的な分裂を深めており、改めてこうした混乱下においては、国際社会の協調が、より公平で迅速な世界の回復のためには不可欠となります。
次の危機に備えレジリエンスを高めていくために、リスクを顕在化させ、対処し、事業を継続していくことが求められています。
本カンファレンスでは「グローバルリスク総点検‐大転換期の大局観、リスクの顕在化と対処法」をテーマに、地政学リスク、気候変動リスク、サイバーリスク、ファイナンスリスク、デジタルリスク、法務・労務リスク、サプライチェーンリスクなど、さまざまな経営課題に対応するためのリスクマネジメントの現在地を考察し、プロフェッショナルの講演を通じ、未来を見据えた事業運営の在り方について検証をします。