主催:日刊工業新聞社
料金:27,500円(テキスト代、税込、1名分)
講師:滝沢 一博 氏
概要: ロボット分野において、2010年代半ば以降、オープンソースのロボット用基本ソフトウエア「Robot Operating System(ROS)」の普及が急速に進んでいます。ROSおよび関連するツールやライブラリを利用することでロボットソフトウエアを効率的に開発できるからで、ロボット研究者を中心にワールドワイドで利用されています。近年は、産業用途においてもロボット応用システムの開発効率化を目的に利用されつつあり、ROS対応の協働ロボットの登場が、こうした動きに拍車をかけています。ただし、これらの開発を担う生産技術者の間では、生産システムへのROSの適用方法に関する情報不足があり、開発効率が上がっていないといった声が多くあがっています。
そこで、本講座では産業用ロボット設備の技術開発経験がある講師がROSの導入から基礎を解説します。ROSの動作原理や通信方法、ROSによるプログラミング、ROSに関連するツールやライブラリの紹介に加え、ROSによるロボットアームの制御処理の基礎を解説します。