主催:日経ビジネススクール
料金:52,800円(税抜き48,000円)
講師:
インテグラート エグゼクティブコンサルタント
名田 秀彦氏
概要:
事業価値の最大化を目指す事業計画は、その企業にとって新たな挑戦を必要とします。そのため、緻密な計画を立案したとしても、実際には、計画された数字の通りには進まないもの、と受け止めておくことがむしろ現実的と言えます。このような計画の外れに適切に対応するためには、単に数字を練ることよりも、事業の成功に必要な条件をあらかじめ明確にすることが重要になります。
この講座では、まず、事業の成功に必要な条件=「仮説」を明確にし、継続的にPDCAを行うことにより事業価値の最大化を目指す経営理論、仮説指向計画法(Discovery-Driven Planning)(※用語解説参照)を学びます。加えて、事業の要点を簡潔に示す一般的なフレームワークの概要と、マクロ要因や顧客ニーズなどと売上・利益の関係を可視化するインフルエンス・ダイアグラムや「他の案(オプション)は無いのか」を検討するストラテジー・テーブルなど、あいまいなアイデアから、売上・利益といった数字に落とし込む考え方とツールを解説します。更に、What-If分析、感度分析、リスク分析などの、不確実な事業計画の立案に役立つ分析・シミュレーションの考え方も説明していきます。