主催:セミナーインフォ
料金:35,940円
講師:株式会社インフキュリオン コンサルティング
岩崎 純 氏 他
概要:【第一部】決済ビジネスの最新動向に見る本格キャッシュレス社会への展望(岩崎 純 氏)
2020年の国内キャッシュレス決済比率は29.7%*で、コロナ渦による個人消費縮小傾向の下にあっても前年比2.9ポイントの伸びを見せた。一方で、世界の主要各国と比較するとその比率は未だ低く、政府が将来目標として掲げる「世界最高水準の80%」にはほど遠い状況が続く。
近年、コード決済や後払い決済(BNPL)といった新興の決済サービスが注目を集めることも多いが、他方で年間80兆円を超えるキャッシュレス決済の約8割はクレジットカードが占めている。そのクレジットカードも、券面に番号を記載しない“ナンバーレス”や、プラスチックカードを発行しない“カードレス”など、絶え間ない進化を続けている。こうした進化の背景には、カードとしてのセキュリティ性や利便性の向上だけでなく、事業コストの削減や新たな収益モデルの開発など、様々なビジネス要素が盛り込まれている。
日本における決済ビジネスの現状分析を通じて、来るべき本格キャッシュレス社会への展望を開く。
*経済産業省 2020年度第1回キャッシュレス決済の中小店舗への更なる普及促進に向けた環境整備検討会 資料4(2021年8月27日)
【第二部】グローバル決済ネットワーク:Visaの果たす役割
~デジタル化社会の実現とその先へ~(寺尾 林人 氏)
コロナ禍により、私達を取り巻くビジネスや生活環境、消費者の意識・習慣は変化し続けています。日常生活の変化に応じ、ペイメント業界も様々な課題に直面しています。Visaは、個人や企業、経済の発展の為、最も革新的で安心・安全な決済処理ネットワークとして、世界を繋ぐことをミッションとし、誰もが参加できる経済の実現に向けて、デジタルソリューションの提供を通して支援を続けていきたいと考えています。本セミナーではグローバル決済ネットワークとしてのVisaの役割と、非接触決済への関心が高まる中、急拡大する「Visaのタッチ決済」や、安心・安全かつ日常利用に最適なVisaデビットの普及による決済のデジタル化など、日本のデジタル化社会実現に向けたキャッシュレス化におけるVisaの取り組みについてご紹介します。
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