主催:新社会システム総合研究所
料金:33000円
講師:藤岡 雅宣(ふじおか まさのぶ) 氏
概要:【重点講義内容】
Ⅰ.「激変」のモバイル業界、実態と展望2022
野村総合研究所
パートナー(テレコム・メディア担当)
北 俊一(きた しゅんいち) 氏
14:00~15:10
改正電気通信事業法(完全分離等)が施行されてから2年が経過した。楽天のMNO参入、5G開始、“官邸”値下げ、ドコモの非上場化、接待問題など、2020年がモバイル業界「激動」の一年だったとすれば、2021年はそれらに市場が対応した「激変」の一年だったといえる。
また、2021年はコロナウィルス感染症拡大により、わが国のデジタル化の遅れが露呈し、デジタル庁設置法を含む6つの法律から成るデジタル改革関連法案が可決され、社会のデジタル化に大きく舵が切られた一年であり、スマートフォンの存在感がさらに高まった一年でもあった。
本講演では、激変のモバイル業界のこの一年間の振り返りと、2022年に向けた展望をお話しする。
1.2021年モバイル業界で何が起こったか?
2.MNOの料金値下げ競争
3.MNOの端末安売り競争
4.スイッチング円滑化とその影響
5.MVNOの対応と今後の課題
6.販売代理店の在り方
7.電波政策の変化
8.2022年の展望
9.質疑応答/名刺交換
Ⅱ.5Gの進化と産業界での利用に関する最新動向
エリクソン・ジャパン
チーフ・テクノロジー・オフィサー
藤岡 雅宣(ふじおか まさのぶ) 氏
15:20~16:30
5Gは世界70箇国以上で商用導入され、日本でも2020年3月に商用化されて以降、徐々にサービスエリアが拡大している。世界的には初期のノン・スタンドアロン構成だけではなく、スタンドアロン構成の導入も進み、産業界での具体的ユースケースが視野に入ってきた。特に工場や港湾、空港、鉱山などでの導入が始まりつつあり、自動化や作業の効率化に役立つと期待されている。
そこで本講演では、5Gの世界及び日本の最新動向、スタンドアロンで進化する5Gの機能概要、産業界での具体的ユースケースと今後の展望について述べる。