主催:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション
料金:無料セミナー
講師:-
概要:
データドリブン型意思決定を実現すべく、データを誰でも容易に活用できる状態をDXの重要なマイルストーンとして掲げる企業が年々増加しています。しかし、その過程ではデータの有り場所や種類、環境、組織といった壁に直面します。
こうした壁は従来「サイロ」と呼ばれてきました。部門が違い、システムが違えば言葉もデータも異なります。
異なるものを一緒にしても混乱を生むだけなので、必要に応じてデータ連携をする発想です。
しかし近年、「サイロ」を「摩擦 (friction)」と呼び始めるようになりました。「どんなデータを渡すか」ではなく「何がデータ流通を妨げているのか」という発想です。言い方を変えるだけでなく、DXロードマップに名前が現れるようになりました。
それが「データファブリック」です。
データをつなぐのが糸、糸が絡み合ったのがネットワークで、糸が整然とつながったのが布つまりファブリックです。
データファブリックを実現するには、単なるデータ連携やデータ検索機能では足りません。全社アーキテクチャーとしてデータ全体を捉え、業務とシステムが連携して確実に進めていく必要があります。データハブの導入やデータカタログの構築はデータファブリックのパーツに相当します。今そこにあるデータのサイロを越えられるような単一のパーツは存在しません。
本セミナーでは、データマネジメントの中核でありながら、範囲が広く正体のつかみにくい「MDM(マスターデータ管理)」について、全7回にわたりその手法を個別に徹底解説します。第5回目のテーマは「データファブリック」です。
そもそもデータファブリックとは何なのかという基本的な内容から、データファブリック実現のための実用的な手法・利用すべきテクノロジーについて解説します。データ環境全般に関わる問題に行き詰まりを感じる方の率直な疑問にもストレートにお答えするセミナーです。ぜひご参加ください。