主催:日刊工業新聞社
料金:33,000円
講師:吉原 且滋 氏
概要: 精密金型の中にも調整の頻度が高い金型が存在します。そのおもな理由が、「カス上がり」「カス詰まり」への対策であり、10個の金型があれば1個はこれらへの対策が求められるといわれます。カス上がり・カス詰まりが頻発する金型の差異を見つけ出し、発生の要因を排除できれば、これらをゼロに抑えられるはずですが、プレス部品の微細化が進展する中、そう容易には解決できない重大な課題となっています。
そこで、本講座はカス上がり・カス詰まりの解析理論にもとづいて対策方法を解説します。具体的には、せん断加工のプロセスとカス上がり現象のメカニズムを紹介し、パンチとダイのクリアランス設定やストリッパの板押さえ力の設定などに加え、これらの現象の原因となるベースプレートの経年変形ゼロの熱処理方法など講師オリジナルのノウハウを伝授します。本講座を通じて、カス上がり・カス詰まり現象を克服し、安定的な自動化・高速化につなげましょう。
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