主催:日刊工業新聞社
料金:44,000円
講師:國井 良昌 氏
概要:
一流の設計職人を目指す技術者が、初めから間違った手法で仕事を続けていくと「我流」や「自己流」になってしまいます。いずれ、それを「主流」だと思い込み、他人に指摘されると憤慨します。したがって、二度と正統派の基本形には戻れません。
ところで、現在、日本の機械設計の指導内容は、・・・
①設計者として最も重要な設計書の解説がない
②設計書を審査するはずの設計審査の解説がない。
③昭和初期のポンチ絵を今でも指導している。
このように結局、何一つ、設計ができない指導内容が氾濫しています。
一方、料理の世界はいかがでしょうか。我流や自己流では客が付きません。料理は基本形が重要であり、何年もかけて習得します。これを「修行」と呼びます。
あなたが一流の設計職人を目指すなら、設計の基本形を学ぶことが肝要です。そして、その基本形を徹底して体に覚えこませることが「修行」です。
そこで、本セミナーは料理を手本に、「機械設計のやさしい料理教室」を目指しました。設計実務の流れに沿った全体を把握するとともに、機械設計に関する一品でもよいから料理(設計)ができるまでを導きます。
また、ポンチ絵などの古臭い設計慣習を排除し、圧倒的な速さを満たす新構想設計力を養います。
受講対象者
① 企業の開発、設計、生産技術関連の若手技術者(機械系)
② 企業の開発、設計、生産技術関連の検図者(機械系)
③ 企業の開発、設計、生産技術関連への異動者(機械系)
④ 企業の技術教育部門(機械系)
本セミナーにお申込みいただいた方には、講師著書『「ついてきなぁ!機械設計の企画書と設計書と構想設計」』(日刊工業新聞社刊)を進呈します。