主催:一般社団法人企業研究会
料金:38,500 円
講師:龍野滋幹 氏
概要:コロナ禍が社会の変革を促し、社会ニーズが大きく変化している中、自社の研究開発の成果やビジネスだけでは十分応えられない状況を打開するために、新規技術・ビジネスを有するスタートアップへの投資・連携等が多く行われています。もっとも、特に有望技術・ビジネスを擁するスタートアップに関しては、単なる事業提携やマイノリティ投資だけでは、十分な成果を上げられず、競合他社との十分な差別化も図れないという事態が多く生じています。そして、スタートアップの側においても、IPOに加えて株主のエグジットとしての有力な手段としてM&Aが考えられるようになってきており、スタートアップのM&Aの件数は近年大きな伸びを見せています。ただ、スタートアップの買収においては、通常のM&Aとは異なり、経営に当たっている創業株主(経営株主)のほか、ラウンドごとに積み重なってきた内容の異なる種類株式を有する多様な株主が存在し、「これらすべての株主からどのようなスキームで株式を買収するか」「前提条件・表明保証・補償などの契約条項につきスタートアップの買収として特に何を考えるべきか」などの問題が生じるほか、「買収後のPMIはどうすべきか」など、検討すべき特有の論点が非常に多く存在します。そこで、本セミナーにおいては、スタートアップ関連法務において豊富な経験を有する講師が、スタートアップの買収について最新動向を踏まえながら、実践的解説を行います。
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