主催:日刊工業新聞社
料金:44,000円
講師:原賀 康介 氏
概要:
接着剤は多種多様な部品や機器の組み立てに利用されるようになっているが、汎用技術として活用するには多くの課題がある。特に、要求される機能・特性を満足して生産性にも優れた接着剤を選定することは容易ではない。
また、信頼性や品質に優れた接着を行うためには、知っておかねばならない多くのポイントがある。
そこで、本講座では、部品・機器の組立てに接着を用いる設計・生産技術者を対象として、
(1) 要求される機能・特性を軸として、信頼性・品質に優れた接着を行うための “接着剤の”新しい“選定方法”
(2) 接着剤の種類と特徴・使用上の注意点
(3) 信頼性・品質確保の条件と方法
(4) 設計・施工上のポイントなど
を、48年間にわたって多くの部品・機器の接着組立技術の開発に携わってきた講師が、⾃ら取得したデータと経験、ノウハウに基づいてすぐに役に立つ形でわかりやすく解説する。
耐久性評価法、接着許容強度の見積方(Cv接着設計法)、耐用年数経過後の安全率の裕度の定量化法などについては、12月15日(木)開催の《設計最適化編》で説明する。
※受講者には、講師著書「わかる!使える!接着⼊門」「高信頼性接着の実務」(日刊⼯業新聞社刊)を進呈致します。
※受講された方には、無料・無期限で、本講座に関するメールでの技術的質問にお答えします。
【受講対象者】
・部品・機器の設計・生産・品質関係技術者
・これから接着に関わる技術者、実務で接着に携わっている技術者、接着で問題を有している技術者など、初心者から中堅技術者まで幅広いレベルの技術者
・部品・機器組立用接着剤メーカーの技術者
【習得できる知識】
・要求される機能・特性を軸とした接着剤の選び方
・接着剤の種類と使用上のポイント
・接着の信頼性・品質に影響する設計・施工上のポイント
・高信頼性・高品質接着達成のための基本条件と目標値、達成方法
・接着のメカニズム