主催:日刊工業新聞社
料金:22,000円
講師:岡田 和也 氏
概要:2010年代後半以降、次世代AGVと言える自律走行搬送ロボット「AMR(Autonomous Mobile Robot)」が複数ベンダーより提供され、構内物流が変革しつつあります。その稼働領域は人と共存・共用することから、その導入には安全確保が重要な課題となります。
これらを規定する安全規格については、2020年2月にISO 3691-4が発行され、これに伴い、JIS D6802「無人搬送車システム―安全規則」の改正作業が進められています。また、AGVS(AMR)のロボットアームを搭載して運用する例があることから、ISO/TC 110(産業車両)とISO/TC 299(ロボティクス)の連携による「Small AGVS」の規格検討において「AGVS+ロボット」も検討対象に加わる可能性があると言われています。ただし、ロボットアーム搭載型のAGVS(AMR)の運用はすでに始まりつつあり、リスクアセスメントをはじめ、それ特有の安全確保への理解が求められます。
本セミナーでは、AGVS(AMR)関連規格の動向に触れつつ、AGVS(AMR)およびAGVS(AMR)+ロボットアームにおける安全確保の考え方を紹介します。また、AVGS(AMR)はロボットの0軸として扱うのか、また、これに伴い協調作業空間が拡大する(運転区域が隔離空間となる可能性)といった課題についても考察します。
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