主催:日刊工業新聞社
料金:44,000円
講師:米澤 裕一氏
概要:
日本のモノづくりはQCDのうち、QDを維持しながらCを低減する、【原価低減(安売り競争での強さ)】を利益の源泉としてきました。
これこそがデフレ下の日本ではまさに「企業競争力」を左右する強さの源でもありました。
しかし、今、デフレも終わり、世界的に長期的なインフレの波に襲われています。
デフレ時代とは競争・生き残るための条件が「明らかに変わった」のです。
今までのように、原価低減活動一本で利益をねん出しようとしても、
いよいよ利益が出できなくなくなってきた…もう限界だ、
という声があちこちから聞こえてきております。
ところが、その一方で、このインフレ・部材高騰時代でも
順調に業績を上げ続けている会社が少なからずあります。
この両社の違いは何か?
「原価低減」でしか利益をねん出できない企業
と、
「原価低減+αの利益」の生み出し方を確立している企業
の違いです。
このインフレ時代、
「原価低減+αの利益」と、「コストダウンだけを利益の依り代」にしている会社との差は今後ますます広がるばかりです。
本講座では、技術者向けに管理会計の基礎と安売りの危険性を解説するところから始まり、どこで競合に勝つのか?絞り込みによる競争優位性確立についてを解説、そして主題であるとなる「原価低減+αの利益」獲得の創出法として、
「顧客の感じる感情的な価値」
「顧客の感じる経済的価値」
「利益を増やすための具体的な打ち手の事例」
上記を解説し、価格競争以外で利益を獲得するための考え方【利益思考力】をワークを通じて体得いただきます。
技術者が「原価低減+αの利益思考力」を身に着ければ最強です。
原価低減に限界を感じている設計開発・生産技術職の方のご参加をお待ちしております。