主催:一般社団法人 企業研究会
料金:38,500円
講師:大東 泰雄 氏
のぞみ総合法律事務所 パートナー弁護士
概要:
Ⅰ.下請法をめぐる最新動向
1.13年連続で過去最多を更新した下請法違反
2.下請法違反はなぜ発覚するのか?
3.社名公表を回避するために特に留意すべき違反類型
4.公取委・下請法運用基準の改正
Ⅱ.押さえておきたい下請法の基本発想
Ⅲ.下請法が適用される取引の正しい理解
1.理解が不十分だとどうなるか
2.資本金に関する要件
3.商社との関係,グループ会社,外国企業との関係
4.製造委託,修理委託,情報成果物作成委託,役務提供委託の範囲に潜む落とし穴
Ⅳ.下請法への具体的な対応 ~改正・公取委運用基準を踏まえ~
1.多岐にわたる規制の全体像
2.発注書をめぐる留意点
(1)発注書の書き方
(2)メールやEDIの留意点
3.下請代金をめぐる留意点
(1)どこまで行くと「買いたたき」か
①当局が注目する買いたたきの典型パターン
(2)最も危険な下請代金の減額
①こんなことまで「減額」に当たる ②リベート等の留意点 ③業界慣行の見直しも必要
(3)下請代金の原則現金化
(4)原材料を有償支給する際の留意点
4.発注書の変更,発注取消,返品
(1)許される範囲
(2)顧客から注文を取り消された場合
(3)不良品への対応
5.下請取引の管理
(1)書類をどこまで作成・保存するか
(2)支払遅延を防止する方法
6.取引外の不利益を押しつける行為
(1)不当な経済上の利益の提供要請
(2)購入・利用強制
①型の無償保管等の問題,型取引の適正化推進協議会報告書
Ⅴ.下請法違反で摘発されないために
1.違反防止のポイント
2.違反を見つけたらどうするか
3.当局の調査への対応のポイント