主催:日刊工業新聞社
料金:27,500円
講師:
概要:
機械設計図面の検図は日常的に行われていますが、多くの企業においては「出図前の図面チェック」が主流となっています。設計者として基本的な作図方法をしっかり身に付け、設計仕様を満足する設計図面を描くことが望ましいのですが、時間や納期の問題から十分ではない状態で出図を余儀なくされているのが現状です。
その結果、検図担当が別に検図をするという現場が増えています。ただし、検図を検図担当者に任せるだけでは、設計者に必要な設計能力やスキルの向上は期待できず、結果として、「なかなか若手設計者が育たない…」という悩みをいつまでも抱えることになります。
貴社の設計部門ではどうでしょうか?
設計仕様を理解し、重要な設計のポイントを知ることで、設計製図力を格段に引き上げることが可能です。要求仕様から構想設計、設計計算、製図のプロセスを理解すれば、設計者の設計製図のスキルは大幅に向上します。
本セミナーでは、機械製図の製図規格にもとづいた図面の描き方や図面チェックの演習を通じて、検図の考え方や検図の手法を学び、QCD向上に貢献できる設計製図力や検図力の向上を図ります。合わせて、設計計算から図面寸法の決定までのプロセスを理解し、要求仕様から設計製図に必要な検図の重要ポイントを学んでいただきます。
さらに、設計者のみならず、検図する側も知っておかなければならない品質トラブルや機械故障、災害を防ぐための設計製図手法及び、それら諸課題に対応した検図の重点ポイントについて実例を交えて説明します。
機械設計担当の方々から検図担当者、管理職をはじめ多くの方々の参加をお勧めします。
生産性の高い、コスト競争力のある最適な設計図面の描き方や検図の手法を、講師の経験をもとに丁寧にご説明いたします。