主催:日刊工業新聞社
料金:27,500円
概要:
機械設計図面の検図は、
「設計者が図面の描き方を十分に認識していない」
「寸法が間違っている、干渉している」
「材質や表面処理の選定ミスがある」
などの初歩的な誤り・ミスを、チェックシートを用いる方法で行われているのが一般的です。
設計者として基本的な設計製図の知識をしっかり身に付け、設計仕様を満足する図面を描くことが望ましいですが、時間や納期の面から基本が十分とは言えない状態で出図し、“間に合わせの検図”になっていませんか?
そもそも検図担当者が製図の基礎をしっかり身に付けていない状態では、チェックシートは何の役にも立ちません。
検図担当者は、規格に準拠した正確で実用的な図面の描き方を理解し、正しい設計製図の基本をしっかり身に付けておくことが必要です。
要求仕様を理解し設計や検図の重要なポイントを知ることで、検図力は格段に上がります。
本セミナーでは、図面を部品にするために必要な加工工程と指示の仕方や国家検定試験の課題をもとに正確な図面の描き方や検図の手法を学びます。そしてQCD向上に貢献できる設計製図力と検図力を養成します。
さらに、検図担当者が指摘しなければならない要求仕様との整合性や品質トラブル、機械故障、人的災害を防ぐための対策などについて設計製図に間違いがないか、検図手法について実例を交えて説明します。
生産性の高い、コスト競争力のある設計図面の描き方や検図法の極意について講師の経験をもとに丁寧にご説明いたします。検図担当者や設計部署の方々だけでなく、機械設計担当の方々にお勧めできるセミナーです。多くの方々のご参加をお勧めします。
■本セミナーへの参加をお勧めする方
1.図面を描く上で必要な加工、鋳造、溶接工程の知識と実用的な図面の描き方を習得したい方
2.国家技能検定試験(機械製図)から正しい製図法を学び受験対策に結び付けたい方
3.要求仕様、品質保証、QCDの向上に対応した真の検図法の極意を習得したい方
■本セミナーで習得できること
1.誰もが間違えやすい図面の正しい描き方と実用的な作図法を学ぶ
2.性能や機能を保証する設計製図に必要な設計計算と製図法を学ぶ
3.図面に隠された不具合を見抜く真の検図法の極意を学ぶ